Octet Systems

Octetプラットフォームは、96ウェルおよび384ウェルのマイクロプレートに対応する生体分子の相互作用を分析する機器、バイオセンサー、試薬、およびアッセイキットで構成されています。Octetシステムは、生体分子間の親和性、速度論解析および濃度定量を行うための、リアルタイムかつラベルフリーでの測定が可能です。既存の方法における処理量、性能、およびコストに制限がある薬物開発環境で、より簡単、迅速、そして優れた薬物候補の特性評価環境が実現します。

•ラベルフリーリアルタイム測定

弊社独自のバイオレイヤー干渉法(BLI)技術は、タンパク質や他の生体分子間の結合をリアルタイムで直接モニターできます。

•ハイスループット

Octetシステムは96ウェルと384ウェルのマイクロプレートを用いてサンプル分析を実施し、最大96サンプルを並行して処理します。古典的なELISAを使用すると96サンプルのタンパク質定量分析は4時間から一晩かかることもありますが、Octetシステムでは最速2分で完了します。迅速なカイネティクス、スクリーニングおよびエピトープビニングアッセイは、多様なバイオセンサーにより対応可能です。

  • •手ごろな価格で高品質のデータ
  • オクテットシステムは、従来のSPRシステムの数分の1のコストで速度論的な結合定数の信頼のおける分析を提供します。
  • •粗精製サンプルへの対応
  • 分析対象タンパク質は、細胞溶解物またはハイブリドーマ上清、グリセロールなどの粗混合物、または最大10%のDMSO中でもアッセイが可能で、サンプル調製の手間を劇的に減少させます。

Octet HTX System

タンパク質などの大きな分子の特性解析ならびに低分子およびフラグメントの、ハイスループット分析を可能にします。このシステムは2枚の384または96ウェルマイクロプレートに対応し、最大96ウェルの同時読み取り、バイオセンサーの再ラッキングおよび自動化が可能です。

 

Octet RED384 System

低分子およびフラグメントの分析と大きな分子の特性評価が可能です。このシステムは、384または96ウェルの2枚のマイクロプレートに対応し、16ウェルの同時読み取り、バイオセンサーの再ラッキングおよび自動化が可能です。

 

Octet RED96e System

大きな分子の特性評価と低分子およびフラグメントの分析が可能です。このシステムは1枚の96ウェルプレートに対応し、8ウェルの同時読み取りとバイオセンサーの再ラッキングが可能です。1540℃のより広い温度範囲で、サンプル蒸発防止制御機能を用いた12時間までの長い実験時間のアッセイが実施できます。

 

Octet QKe System

大きな分子の特性評価を可能にします。このシステムは1枚の96ウェルプレートをサポートし、8ウェルの同時読み取りとバイオセンサーの再ラッキングが出来ます。

 

Octet K2 System

スループットを求めないユーザー向け。低分子から大きな分子までの分析を可能にします。 2チャンネルシステムはバイオセンサーの再ラッキングにより96ウェルプレートを1枚サポートします。

 

コンプライアンス対応

規制環境下での分析ユーザー様向けに、ForteBioOctetシステムの認定および21 CFR Part 11ソフトウェアコンプライアンス要件への適合を支援するための追加ツールを提供しています。

Octet System Video


Dip and Read™ Biosensors and Assays

Literature References

References to ForteBio’s products in published literature.

Accessories

 

サイドデッキステーション|384-Well チルトボトムマイクロプレート|バイオセンサーマウントクリーニングトレイ

Sidekick™ オフラインバイオセンサー固定化ステーション

Sidekick Biosensor Immobilization Station

 

Sidekickステーションは、バイオセンサートレイ内の96個すべてのバイオセンサーに同時に均一に試薬をロードできます。オンラインのシグナルモニタリングを必要としない標的分析物や他の試薬をSidekickのバイオセンサーにロードして、Octet®機器を他の分析者に一時的に使用させることができます。 ForteBioのOctet製品の付属品は、Octetシステムの横に設置し連携して使用することも、単独で使用することもできます。

 

特徴

  • ・バイオセンサーへ試薬のオフラインローディング

    ・最大96個のバイオセンサーへの同時ロード

    ・オートメーションの互換性

    ・小型でポータブル

    ・大量のカスタムバイオセンサーを作成するのに最適

  • インキュベーション時間を短縮し、アッセイの精度と感度を改善
  • カスタムバイオセンサーを調製する場合、Sidekickステーションでサンプルとバイオセンサーを振盪すると、必要なインキュベーション時間が半分になり、バイオセンサー調製の生産性が2倍になります。図1は、Streptavidinバイオセンサーへのビオチン化タンパク質の結合速度が振盪と共に増加することを示しています。カスタムバイオセンサーの調製を自動化するために、Sidekickステーションをリキッドハンドリングロボットワークステーションと組み合わせて使用​​することで、さらに効率を上げることができます。 Sidekickステーションは、サンプル捕捉中のインキュベーション時間を短縮し、同時に独自の振盪法によりアッセイ精度を向上させることにより、堅牢なmulti-step Octet sandwichアッセイを可能にします。

Rate Binding Increases with Shaking

図1:ビオチン化タンパク質のStreptavidinバイオセンサーへの結合速度は、振盪とともに増加します。

詳細については、Sidekick Offline Biosensor Immobilization Stationデータシートをダウンロードしてください。見積もりのご請求は、注文ページをご確認お願いいたします

 

 

384-Wellチルトボトムマイクロプレート

 

サンプル量が少なく、高感度分析を求める方に

384TWマイクロプレートは、Octet®ファミリーの機器用に設計された、黒色のポリプロピレン製の384ウェル傾斜底プレートです。 Octet RED384、Octet QK384、Octet HTX装置は384マイクロウェルプレートフォーマットに対応しています。 384TWマイクロプレートは、Octetアッセイで40 µLという少ないサンプルの使用を可能にし、バックグラウンドシグナルの変動を減らし、アッセイ感度を向上させます。この条件は、ペプチド、低分子、フラグメント分析に特に有益な機能です。

図1および表1は、溶液中のヒトIgG(hIgG)を検出するためのプロテインAバイオセンサーを用いた定量化アッセイの結果を示します。アッセイは、Octet Data Acquisitionソフトウェアで入手可能なRegenerationモジュールを備えた基本定量設定を使用して、OctetRED384システムで実行した。 200 µLのサンプルを使用して96ウェル平底マイクロプレートで得られたデータと、わずか40 µLのサンプルを使用して384TWマイクロプレートで得られたデータを比較すると、アッセイ性能は両方のマイクロプレートで同等でした。

 

384 TW Microplates Comparison

図1:0.5〜2000 µg / mL hIgGのダイナミックレンジの検量線。 384TWマイクロプレート使用の結果は、標準的な平底96ウェルマイクロプレートの結果と非常によく似ています。


Test Concentrations Measured Avg. Concentrations (µg/mL) Percent CV
96-well 384TW 96-well 384TW
2000 2000.00 1999.98 12% 7%
1500 1508.78 1503.58 7% 3%
1000 1015.90 1007.08 7% 4%
700 700.20 700.70 2% 3%
500 503.03 502.53 3% 4%
300 300.50 300.88 2% 3%
30 30.10 20.05 3% 3%
10 10.01 10.00 3% 3%
3 3.00 3.00 3% 3%
1 1.00 1.00 1% 6%
0.5 0.50 0.51 4% 9%

表1:測定された濃度とCVは、384TWマイクロプレートと標準96ウェルマイクロプレートのダイナミックレンジ、回収率、精度が良好であることを示しています。

高感度スクリーニングおよびカイネティクス分析では、検出限界は多くの場合、ベースラインシグナルの標準偏差の3倍と定義されています。 384TWマイクロプレートは、システム由来ノイズを減少させベースライン信号の変動(標準偏差)を減少させ、より微細な信号をベースラインノイズから検出することが出来ます。

以下の表は、Super Streptavidin(SSA)バイオセンサーを用いてOctetRED384システムで測定したデータをまとめたもので、バイオセンサーのベースラインの平均シグナルおよび標準偏差です。各データポイントの平均と標準偏差は、1920回の反復実験から計算しておいます。表中の検出下限は、平均ベースラインに対する標準偏差の3倍として定義されています。多くのスクリーニング分析では、この値はポジティブ結合サンプルによる最小シグナルの寄与として定義します。この実験では、384TWマイクロプレートのメリットが示され、標準384ウェル平底プレートよりも2倍の低い検出限界を示しました。

 

  384-Well
Flat-Bottom
Microplate
384-Well
Tilted-Bottom
Microplate
Baseline signal average (PBS) -4.8 pm -2.0 pm
Baseline signal standard deviation 10.4 pm 4.3 pm
Lower limit of signal detection 26.4 pm 10.9 pm

表2:OctetRED384システムでSuper Streptavidinバイオセンサーを使い384TWを用いた結果です。データは、384TWマイクロプレートを用いると平底プレートに比べ検出限界が2倍以上の改善した事を示します。

384TWマイクロプレートの詳細については、384-Well Tilted-Bottom Microplate Datasheetをダウンロードしてください。お見積もりのご請求は、注文ページからお願いいたします。

 

 
バイオセンサーマウントクリーニングトレイ
Biosensor Mount Cleaning Tray

バイオセンサーマウントクリーニングトレイを使用すると、Octet HTX、RED384装置の内蔵バイオセンサーマウントを自動的にクリーニングできます。長時間分析を行うと、プラスチック製のセンサーの残渣がOctetシステムに蓄積し、アッセイ中にバイオセンサーのピックアップとアライメントの問題を引き起こす可能性があります。メンテナンスの合間に問題が発生しないようにする簡単な方法として、クリーニングトレイを定期的に使用することを強くお勧めします。

 

  • 使い捨てクリーニングトレイは12個入りで、Octet Data Acquisitionソフトウェアバージョン9.0および10.0のリリースで利用可能なソフトウェアウィザードと連携して動作します。

  • 洗浄手順は完全に自動化されており、実行時間は、約8分で完了します。

適度に使用される機器には、少なくとも月に1回の清掃をお勧めします。

 

  • クリーニング手順は予防策として設定されており、定期的に予定されているメンテナンスに代わるものではありません。バイオセンサーマウントにプラスチックセンサーの残留物が過剰に蓄積されていると思われる場合は、清掃の前にまず予防的メンテナンスをご検討お願いします。

     

  • Octet® HTX システム

  • Octet HTX System
    Octet HTX System

    Octet HTX装置は最大96個のバイオセンサーを同時にモニターし、比類のない速度でタンパク質定量および速度論的特性解析をラベルフリーで実行可能です。このシステムは8、16、32、48または96ウェルを並行して読み取ることができるため、分析スループットまたは感度を最大化するようにアッセイデザインを調整することができます。迅速な全プレート検出時には96バイオセンサーモードを使用して実行し、わずか2分で96サンプルの定量データ、または数時間ではなく数分で全プレートのカイネティクスクリーニングのいずれかを実施できます。 8および16のバイオセンサーモードは、低分子結合相互作用およびタンパク質定量を50 ng / mLまで測定するための高感度を提供します。 32または48のバイオセンサーモードでは、エピトープバイニングや多段階定量など、より複雑なアッセイを最短時間で分析することができます。 Octet HTXシステムの独自の強みを活用する主なアプリケーションには、エピトープバイニング実験、Offレートのランク付け、力価の濃度などがあります。


    「Octet HTXシステムは、Avitideで開発された自動化法と組み合わせ、1日あたりの結合試験スクリーニング能力を500から10,000まで向上させる技術の一つになっています。この技術により、Avitideは、より多くのリガンド間で完全に包括的な生物物理学的相互作用をスクリーニングし、パートナーに業界標準の貴重な情報を提供することができます。」



    -Ethan Dow, Scientist, Avitide

     


    特徴

    Octet HTXシステムは、比類のないパフォーマンス、柔軟性、スループットを提供します

    最大96ウェル同時サンプリング

    384ウェルおよび96ウェルフォーマット

    わずか2分で96サンプルを定量

    プレートを2枚設置する事でスループットを最大化しワークフローを改善

    自由度の高い自動化設計で、1回の実行でマルチプレートアッセイが可能

    バイオセンサーの再ラッキングにより最大限の柔軟性と運用コストの節約が可能

    エピトープバイニング分析のための高度なソフトウェアツール

    Epitope Binning Analysis

    Figure 1: Epitope binning of 32 x 64 purified mAbs using the 32 biosensor mode.

    Octet® K2 System

    Octet K2 System

     

    Octet K2 の2チャンネルシステムは、ユーザーの皆様に重要な生体間分子相互作用データをご提供いたします。学術分野やスタートアップバイオテックラボのお客様向けに価格を抑え、ラベルフリーアッセイシステム導入を検討する際に微量サンプルで分析の実施を望む研究者は、コストと性能の間のトレードオフにもはや束縛されません。 Octet K2システムは、基礎研究での創薬開発でのタンパク質 – タンパク質およびタンパク質 低分子間の結合相互作用を提供します。多目的用途に対応可能なOctet K2システムは、細胞培養上清やライセートのような複雑な混合物中でも、活性タンパク質濃度を測定することも可能で定量的な情報を取得する事が出来ます。

     

    特徴

    • 高感度低分子分析

      正確なカイネティクス速度を決定するために、目安として約150 Da以上の物質とより大きな結合対象物質間の相互作用を測定

      デュアルチャンネル、デュアル分光計

      または追加容量用の専用分光計を備えた独自の2チャンネル設計

      簡単なソフトウェア設定

      新規ユーザーが直ぐに使えるテンプレート駆動型インターフェース

     

    カイネティクス分析

    Octet K2システムは、結合速度をリアルタイムでモニターして、オン速度(ka)、オフ速度(kd)、および解離定数(K D)を計算します。システムの2つのチャンネルを使用して、独立またはタンデムにサンプルを測定し、サンプルの読み取り値を専用のリファレンスと紐付けることができます。サンプルは標準的なマイクロプレートにセットし、珊瑠プルが流れる流路のメンテナンスは必要ありません。その為、実行可能なアッセイサンプル数が増えます。

     

    Octet Data Acquisitionソフトウェアで使用する設定済みのテンプレートにより、Octet K2システムはアッセイを実行する前にセットアップ作業を簡素化し、最小限のトレーニング時間と労力に抑えます。 Octet Data Analysisソフトウェアは、強力でありながら直感的に理解できるソフトウェアインターフェースで、取得したデータを分析する様々なパラメータと測定基準を分析者に提供します。

    Large Molecule Characterization

    図1:大きな分子のキャラクタリゼーション Streptavidinバイオセンサーに担持されたビオチン化抗ヒトPSAマウスモノクローナル抗体に結合するヒト前立腺特異抗原(PSA、MW 30kDa)のデータ例。結合条件は30℃、振盪速度1000rpmで行った。 200nMのPSA溶液を調製し、1:2に段階希釈して5段階で濃度試験を実施。

    Small Molecule Kinetics

    図2:低分子カイネティクス  Super Streptavidinバイオセンサーに担持されたビオチン – 炭酸アンヒドラーゼに結合するベンゼンスルホンアミド(MW 157 Da)のデータ例。結合条件は30℃、振盪速度1000rpmで行った。 100μMのベンゼンスルホンアミド溶液を調製し、1:4に段階希釈した。

     

    定量分析

    ForteBioのワンステップDip and Read™アッセイを利用して、Octet K2システムは溶液中の特定のタンパク質や他の分子を直接測定します。正確で再現性のある測定濃度は、サンプルあたりわずか2分で決定できます。

     

    バイオセンサーの再ラッキング

    Octet K2システムは、実験終了時にバイオセンサーを再利用可能です。バイオセンサの再ラッキングは、バイオセンサーにリガンドを担持する際の柔軟性を高め、バイオセンサーに貴重な標的試薬を担持した際の運用コストを削減します。

     

    論文参照

    出版された文献中のForteBioの製品の参照

    Octet® QKe システム

    Octet QKe System

    Octet QKeシステムは、抗体、タンパク質、ペプチド、DNA、その他の生体分子のラベルフリーでの定量、生体分子間相互作用の速度論的特性解析を行います。他のOctetシステムと同様に、Octet QKeは弊社独自のシンプルなDip and Read™アッセイ機能を使用してバイオセンサーを96ウェルマイクロプレートに直接浸し分析を行うため、微細流路にサンプルを流す事は必要ありません。 QKeシステムは8チャンネルパラレル分析用に構成されており、分析者は予算や人員を増やすことなくスループットを向上させることができます。このシステムは共存物質に分析結果が干渉されることがない為、バイオリアクターまたはペリプラズム調製物から直接採取された粗精製サンプルを分析可能で、サンプル調製ワークフローが改善されます。

     

    Octet QKeシステムは、Octet QおよびOctet QKシステムに代わる次世代機種であり、より速いデータ取得を目的とした高性能分光計を有しています。この改善により、当社の以前のシステムに比べて、定量およびカイネティクス分析の感度とダイナミックレンジが広くなりました。

     

    特徴

    • ・タンパク質およびペプチドの定量での感度とダイナミックレンジの向上> 5 kDa

      ・タンパク質およびペプチドの動態を測定するための優れたシグナル分解能

      ・バイオセンサーの再ラッキングで運用コストの削減

      ・2パターンの取得スピードオプションによりアッセイ性能をカスタマイズ

    Octet QKeシステムは、Octet RED 96システムと同じ設置面積で、1つのサンプルプレートの位置が異なります。 Octet RED96システムで使用されているのと同じ高性能分光計は、Octet QKeシステムにもあります。

    System Octet QKe Octet RED96
    Setting 0.3 Hz, 40 avg 0.6 Hz, 5 avg 5 Hz, 20 avg
    kon (1/Ms) 1.37E+05 1.08E+05 1.03E+05
    koff (1/s) 8.00E-02 7.25E-02 6.56E-02
    kD (M) 5.82E-07 6.71E-07 6.39E-07
    S/N @ [0.5 KD] 30.8 14.3 29.1

    Octet QKeおよびQK384機器のデフォルト設定は、データポイントあたり5回の平均(1.6秒あたり1データポイント)で、0.6 Hzの標準取得レートです。 0.3 Hz(3.3秒あたり1データポイント)の高感度取得レートにより、ソフトウェアはデータポイントあたり40回の平均を実行してノイズを減らし、S/N比を高め、タンパク質定量の感度を高めます。

     

    Octet QKeシステムの機能強化による、タンパク質およびペプチドの速度論的分析の利点

     

    • 高分解能結合データは、速度定数より信頼性の高い測定のために異なる濃度でタンパク質またはペプチドの相互作用のモニタリングを可能にします

    それぞれの装置の比較では、Octet QK384システムはより高いスループットを有しながらOctet QKeと同等の性能を維持しています。 Octet RED96、Octet RED384、Octet HTXは、最も広いダイナミックレンジ、最高の感度、低分子―タンパク質結合およびサブnMでの迅速な測定能力を備え、Octetファミリーの機器の中で最高の性能を提供します。

     

    バイオセンサーの再ラッキング

    Octet QKeシステムは実験終了時に使用したバイオセンサーを再利用する機能を提供します。バイオセンサの再ラッキングは、バイオセンサにリガンドを装填する際の柔軟性を高め、バイオセンサに貴重な標的試薬を装填したときの運用コストを削減すします。低コストと高い柔軟性および優れたデータ品質を組み合わせたOctet QKeシステムは、他のラベルフリー分子間相互作用解析装置に代わる、付加価値の高いアッセイを提供します。

     

    論文参照

    出版された文献中のForteBioの製品の参照

    Octet® RED96e System

    Octet RED96e System
    Octet RED96e System

    Octet RED96eシステムは、Octet RED96システムの機能強化した機種です。強化した点は分析可能なサンプルの数と種類を拡大し、データへのアクセスを増やすことで医薬品候補を市場に出す際のリスクをより減らすことが出来るように設計されている所です。

     

    バイオ医薬品候補のスクリーニングから生物物理学および細胞内シグナル伝達研究への新たな洞察の発見の研究まで、Octet RED96eシステムは、将来の重要な事象をより早く見つけるためのパートナーです。バイオレイヤー干渉法(BLI)を使用して、低分子、タンパク質、抗体、細胞の結合相互作用を測定し、特異性を決定し、力価を計算し、親和性を評価します。 Octet RED96eシステムでは15〜40℃の広い温度範囲でアッセイが可能になり、低温では不安定なタンパク質、生理的温度では生物学的に関連性のある分子を動的に測定できます。マイクロプレート用の蒸発防止カバーは、最大12時間にわたり最小限のサンプル蒸発で、より長い無人自動分析を可能にします。 Octet RED96eシステムと同時にリリースされた新しいOctet Data Analysis HTソフトウェアは、カスタムレポート作成オプションと分析時間を数時間から数分に短縮する複数の実験分析が可能です。

     

    特徴

    • ・最大のスピードとアッセイの柔軟性を実現する8つの独立した独立チャンネル

      低分子から哺乳動物細胞まで生体分子を検出するための汎用性

      ・生体分子の高品質速度論的スクリーニングと親和性の特性解析。高親和性結合分析に必要な長い解離時間の測定

      ・広い定量ダイナミックレンジ クルードマトリックス中の25 ng / mL〜2 mg / mLのIgG濃度を1サンプルあたりわずか2分、または96ウェルプレート全体で32分で測定する簡単迅速1ステップアッセイ

      ・2ステップおよび3ステップアッセイフォーマットで可能なサブng / mLレベルの高感度、宿主細胞タンパク質や残留タンパク質Aなどの汚染物質の自動測定が可能

      ・微細流路を用いないDip and Read™フォーマットは、アッセイ時間とメンテナンスコストを削減します。バイオセンサーの再生機能と組み合わせると、Octet RED96eシステムの再ラッキングオプションは超低コストで分析を実行できます。

      ・非破壊サンプリングタイプを採用しており、完全なサンプル回収を可能にします。マイクロプレート蒸発カバーはさらにサンプル量の損失を最小限に抑え、12時間の分析実行後に貴重なサンプルの回収を可能にします。

      ・最大12時間の無人自動分析。スクリーニングおよびキャラクタリゼーションを目的としたスループットの向上

      ・温度感受性蛋白質および熱力学的分析のための試料板冷却熱力学的パラメータを計算するために複数の温度での結合速度定数を決定可能です。

      ・Octet Data Analysis HTソフトウェアの最新バージョンでは、21 CFR Part 11への準拠をサポートする複数実験分析、カスタマイズされたレポート、機能を提供しております。

    定量アッセイ

    Octet RED96eシステムは、複雑なマトリックスからの干渉を最小限に抑えながら、溶液中の特定のタンパク質やその他の分子の存在を直接測定します。正確で再現性のある濃度は、簡単なワンステップアッセイを使用して、1サンプルあたりわずか2分、またはプレート全体の分析は32分で決定できます(図1)。 2ステップおよび3ステップのアッセイフォーマットでサブng / mLレベルの定量で高感度を達成でき、ELISAよりも速く正確に宿主細胞タンパク質や残留プロテインAなどの汚染物質を自動測定できます。バイオセンサーを再生して再利用することによって、プロセスの経済性をさらに向上させることができる。

     

    Octet RED96 concentration anaylsis data

    図1:ヒトIgGの定量プロテインAバイオセンサーに結合するヒトIgG分析物からのデータ例。結合条件は、振盪速度1000rpmおよび1ウェル当たり2分間の読み取りで30℃で行った。ヒトIgG溶液を0.025μg / mLから最大300μg / mLで調製し、log-log目盛で示された標準曲線を初期勾配アルゴリズムを使用して作成し、unweighted 5-parameter logistic(5PL)回帰モデルに適合させた。

     

    カイネティクスアッセイ

    Octet RED96eシステムは、結合速度をリアルタイムでモニターし、オン速度(ka)、オフ速度(kd)、親和定数(KD)を計算します。このシステムの優れた感度は、小さな有機分子(図2)と広い範囲にわたる速度定数の測定を可能にします。 1枚の96ウェルサンプルプレートの温度は15〜40℃に制御できます。この性能により、温度に敏感なタンパク質の低温(図3)から生理的温度までの間で信頼性の高いカイネティクス測定が可能になります。試料の冷却によって得られる利点には、熱力学的測定値を推定するために複数の温度で結合速度定数を迅速に決定する能力があげられます。 Octet RED96eシステムの8つのチャンネルは、スクリーニング目的のために独立して使用することも、高品質の速度論的特性解析のためにコントロールと組み合わせてサンプルを分析することもできます。

     

    Octet RED96 kinetic anaylsis data

    図2:低分子のカイネティクス分析 Super Streptavidinバイオセンサーに担持されたビオチン – 炭酸アンヒドラーゼに結合するベンゼンスルホンアミド(MW 157 Da)のデータ例。結合条件は25℃、振盪速度1000rpmで行った。 100μMのベンゼンスルホンアミド溶液を調製し、そして1:4に段階希釈した。

    Octet RED96 kinetic anaylsis data

     

    図3:大きな分子の特性解析  Streptavidinバイオセンサーに担持されたビオチン化抗ヒトPSAマウスモノクローナル抗体に結合するヒト前立腺特異抗原(PSA、MW 30kDa)からのデータ例。結合条件は15℃で振盪速度1000rpmで行った。 200nMのPSA溶液を調製し、1:2に段階希釈して5つの濃度試験を得た。

     

    GxP規制環境下での運用

    Octet RED96eシステムは、規制された環境下で確実に作動するように開発されています。l ForteBioは、Octet RED96e GxPパッケージとして21 CFR Part 11ソフトウェアとGxP製品およびサービスを提供します。次の事項が含まれます:

    ・Octet CFRソフトウェアとForteBio FBサーバーの機能:複数のユーザーレベルでのアクセス制御 – 管理者、開発者、スーパーバイザー、ラボユーザー

      • ・一次データの整合性 – 変更後に無効になるデジタル署名された取得データ

      • ・電子署名 – 分析完了後にデータをロック可能

      • ・強化された監査軌跡 – すべてのアクションが記録され、古い値と新しい値の詳細がタイムスタンプ付きで保存

      • ・分析をスピードアップするルーチンアッセイの完全制御 – メソッドファイルと分析設定をルーチンアッセイ用に保存できます
      • ・カスタマイズされたレポート –  ELNにアップロードする準備が済んでいるグラフ、テキスト、データテーブル、画像などのさまざまなデータ要素を組み合わせることによって作成されます。

    • ・システムが適切に認定され、意図したとおりに動作し、性能が仕様を満たしていることを保証するインストールおよび運用認定(IQ / OQ)およびパフォーマンス認定(PQ)パッケージ

    • ・Performance Certification(PC)サービスは、システムを調整済み状態と最良の状態に維持します。

    • お客様が実行するソフトウェア検証パッケージと、検証期間をわずか3日に短縮するためのサポート

    • 複数のバイオセンサーロットのサンプリングと選択のためのバイオセンサー検証支援サービス

    • 優れたグローバルテクニカルサポートの支援

    Octet® RED384 システム

    Octet RED384 System

    6チャンネルを装着したOctet RED384は、8チャンネルOctet RED 96システムと同様の分析性能を有しますが、より高いレベルのスループット、スピード、そして柔軟性を備えています。 Octet RED384システムの高い検出感度と優れた処理能力は、低分子ライブラリーのスクリーニングと大規模な交差競合結合マトリックス下の分析に最適です。

     

    特徴

    ・高感度検出

    ・16ウェル同時サンプリング

    ・384ウェルおよび96ウェルフォーマット

    ・プレート2つの設置がスループットを最大化しワークフローを改善

    ・容易な自動化設定により1回の実行でマルチプレートアッセイが可能

    ・バイオセンサーの再ラッキングにより最大限の柔軟性と運用コストの節約

    ・高度なソフトウェアは実験計画とデータ分析においてより大きな汎用性を提供します

     

     

    • 生体分子の会合および解離を含む速度論的分析は、1枚の384ウェルマイクロプレート中の最大384個のサンプルに対して行うことができます。バイオセンサー、サンプルおよび試薬トレイは、ロボットによってOctet機器との間でやり取りできます。標的リガンドはバイオセンサー上にバッチ固定化し、次の実験で再使用するためにバイオセンサートレイに戻すことができ、したがって各バイオセンサーの使用回数を増やし、貴重なリガンドを保存し、実験設計における柔軟性を最大にできます。

    Octet RED384 data


    図1:プロテインAバイオセンサーと1ウェルあたり2分間のインキュベーションを用いて、0.5 µg / mLから2000 µg / mLのヒトIgGに対してOctet RED384システムで得られた濃度曲線。

     

    インテグレーション自動化バンドルを使用してOctetシステムのスループットと無人化動作時間を向上させる方法についての詳細は、ここをクリックしてください

    ForteBio Octet RED384 System

     

    TecanのFreedom EVOプラットフォームと統合されたOctet RED384システム

    Hudson PlateCrane EX Robot

    Octet RED384はHudson PlateCrane EXロボットに統合されており、低分子とフラグメントのスクリーニングが可能です。試薬の分配はMultidropディスペンサーで自動化されています。

     

    論文参照

    出版された文献中のForteBioの製品の参照

    Octet® ソフトウエア

    Octetソフトウェアは習得が容易で、強力なデータ分析機能を備えた直感的なインターフェースを備えています。最新のリリースバージョン11は最も包括的なソリューションで、すべてのOctetシステムで使用可能です。詳細情報及びアップグレードオプションについては、ソフトウェアダウンロードリクエストフォームに記入するか、最寄りの営業担当者にお問い合わせお願いいたします。

     

    新機能は次のとおりです

    Octet Data Analysis HTソフトウェアはすべての分析について複数のプレートと実験を一度に実行し、分析時間を数時間から数分に短縮

    テキスト、グラフ、データ表、画像を使用してPDFデータレポートをカスタマイズ

    より柔軟で高度なデータ処理および修正オプション

    センサートレースを太くし、軸スケールとタイトルオプションをカスタマイズする新しいグラフィック表示オプション

    21 CFR Part 11に確実に準拠する拡張機能

    定量化、速度論およびエピトープバイニングデータに対応した自動分析

    64ビット版のWindows®10と互換

     

    僅か数分でアッセイを設計および分析する

    新しいアッセイはわずか数分で設定できます。アッセイの設定をさらに迅速にするために、実験方法のテンプレートが利用可能です。分析メソッド設定を保存して新しいアッセイに適用すると、日常的な分析を大幅にスピードアップできます。

     

    Assay Design and Analysis

    迅速に解決する強力な分析

    定量アッセイ

    • ・アプリケーション:総IgG、Fabおよびカスタムタンパク質の定量、宿主細胞タンパク質(HCP)および残留タンパク質Aなどの汚染物質検査、薬物動態(PK)アッセイ、複雑なサンプルにおける抗体アイソタイピング、グリコシル化プロファイリング、ワクチン力価測定など

    • ・複数の実験とプレートを組み合わせて分析する

      ・複数の柔軟な参照減算

      ・線形、4および5パラメーターロジスティック(PL)無加重および加重フィッティング

      ・多段階ELISA型アッセイにおける任意のステップを確認して分析する

      ・自動化されたサンプルアラートツールにより、精度、正確さ、希釈直線性についてデータ品質を評価し、信頼性の高い結果の解釈を可能にします

      ・繰り返しアッセイ用に以前に作成した標準曲線をインポート

      ・Microsoft®Excel®およびPDF形式の最終レポートをカスタマイズしてエクスポートする

    Multi-Step ELISA Analysis

     

    Multi Step ELISA Type Assay Analysis

    カイネティクスアッセイ

    • ・アプリケーション:リガンド/ターゲット結合、上清および精製サンプル中の動的スクリーニング(解離速度または親和性)、タンパク質 – タンパク質、タンパク質 低分子、抗体 – 抗原、抗体 –  VLP、抗体 –  Fcガンマ受容体、抗体 – 新生児受容体(FcRn)の相互作用。薬物のロット放出および安定性試験も、Octetソフトウェアを用いて分析することができます。

    • ・複数の実験とプレートを組み合わせて分析する

      ・柔軟で追加の参照サンプルとバイオセンサーサブトラクション

      ・高度なデータ処理オプションにより、バルクシフトやアッセイアーチファクトを除去

      ・1:1、1:2、2:1およびマストランスポートカーブフィッティングモデルの高速化と改良

      ・ローカル(部分的または全体的)またはグローバルデータフィットオプション

    • 定常状態解析

      スクリーニング目的でセンサートレースの任意のステップにレポートポイントを追加する

      ExcelとPDFで最終レポートをカスタマイズしてエクスポートする

    Kinetic Analysis

     

    Molecules Analysis Using Octet Software

    エピトープバイニングアッセイ –  HTソフトウェアによる高度な分析

    • ・複数の実験、プレートまたはバイオセンサートレイからのデータを追加およびオーバーレイして高度な分析のための複合データセットを作成。

      ・ソフトウェアが自動的にバイニングサイクルパターンを見つけ、あなたに代わって2-D traffic-light マトリックスを作成。

      ・カスタム(ユークリッド、ピアソン、マキシマム)アルゴリズムを使用して、類似のビンまたはグループに抗体をクラスター化。

    • ・コントロールへの正規化や単方向バイニングペアの強調表示などの追加マトリックス解析を実行できます。

    • ・単純なデータ品質評価は、負荷レベルを監視し、高いオフレートで抗体にフラグを立てることで表示します。

      ・ExcelとPDFで最終レポートをカスタマイズしてエクスポートする・

    Epitope Binning Assays

    カスタマイズしたレポート作成

    • グラフ、テキスト、データ表、会社のロゴ、画像、実験の詳細などのさまざまなデータ要素を組み合わせて、個々の実験用にカスタマイズしたレポートを作成します。

      レポートは電子ノートブックにアップロードされるか、データベースに保存されます

      レポートテンプレートを保存して再ロードする事で、追加のデータセットについて同様のレポートを作成できます。

    Customized Report Generation

    コンプライアンスを尊守する21 CFR Part 11ツール

    ・Octet CFRソフトウェアと弊社のGxPサーバーにより、GMP、GLP、および21 CFR Part 11の規制の下で作業しているラボでのデータ取得とデータ分析が可能になります。また、FDAの規制に準拠するために必要なすべての技術管理機能も提供します。

    • ・複数のユーザーレベルと一連の権限構造(管理者、開発者、スーパーバイザー、ラボユーザー)によるアクセス制御

      ・安全な一次データの整合性 – 改ざんにより無効になるデジタル署名された取得データ

      ・電子署名 – 分析完了後にデータをロックできます

      ・強化された監査証跡 – すべてのアクションが記録され、古い値と新しい値の詳細がタイムスタンプ付き

      ・ソフトウェア検証パッケージ –  Octetソフトウェアの計算をサードパーティ製ソフトウェアで検証し、検証時間をわずか3日に短縮

     

    各ソフトウェアバージョンの詳細については、Octet V11 CFRソフトウェアおよび検証パッケージデータシートまたはOctet Software v11.0&v11.1リリースノートを参照してください。

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