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日本毒性学会学術年会 オンラインスポンサーセッションのご案内

セッション1
創薬開発におけるハイスループットOrgan-on-a-chip 組織モデル開発、およびハイコンテントイメージングシステムの応用可能性
Mimetas Japan 株式会社との共同開催

日時:
2020/6/29(月)13:10 ~ 14:10
場所:
オンライン
演者1:
Chiwan Chiang アプリケーションサイエンティスト、MIMETAS BV
演者2:
山口 光生 製品管理部 創薬・HTS 製品 プロダクトマネージャー、モレキュラーデバイスジャパン株式会社

本講演ではMIMETAS とモレキュラーデバイスのエキスパートが肝臓や腎臓、消化管、脳といった三次元組織の事例について紹介します。In vitro の細胞培養マイクロプレートのフォーマットをもつOrganoPlate® で培養することで、1 プレートあたり40 を超える組織を作製することができます。培養組織は細胞外マトリクスの内部に埋め込まれ、上皮組織のように間質組織や血管を同時に培養できます。 モレキュラーデバイスのImageXpress® Micro Confocal ハイコンテントイメージングシステムは、厚みのある組織、生体モデル、細胞内/ 細胞間事象の高品質な画像を従来の2D に加え3D でも撮影できるユニークな共焦点技術を搭載しています。今年リリースした最新の水浸レンズやOrganoPlate® のような特殊なプレートデザインにも適した優れたオートフォーカス機能により、複雑な3D 組織モデルを用いたアッセイの開発、解析に重要な役割を果たします。

セッション2
イメージング技術により変わりゆく毒性評価法

日時:
7/1(水)13:00 ~ 14:00
場所:
オンライン
演者1:
山口 光生 製品管理部 創薬・HTS 製品 プロダクトマネージャー、モレキュラーデバイスジャパン株式会社
演者2:
宇田川 紘司 製品管理部 創薬・HTS 製品 プロダクトマネージャー、モレキュラーデバイスジャパン株式会社

イメージングを使ったハイコンテントスクリーニングによる毒性評価の場合、蛍光強度のみならず細胞の形態的側面からの定量化が可能です。最近では、生体により近い環境を模倣した3 次元組織モデル(たとえば、Organ-on-a-chip)による薬効評価や毒性評価が行われるようになっており、解析にもより高度な技術が求められるようになってきました。モレキュラーデバイスのImageXpress® Micro Confocal はこのようなニーズを満たすための要件を備えています。このセッションでは、イメージングによる毒性評価のメリットと、解析の基礎から最新の3 次元画像解析技術に至るまで、幅広く紹介します。

Vascularized liver spheroid in the OrganoPlate