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MIMETAS・Molecular Devices共催オンラインセミナー

第2回 Organ-on-a-chipの導入を成功に導くには

開催概要

日時:2020年5月27日(水)

時間:15時~16時(登録は当日正午までにお願いします)

参加費:無料

場所:オンライン(登録者に開催URLをお送りします)

登録方法:こちらからご登録お願いします。
(接続速度の関係で先着順とさせて頂く場合があります。あらかじめご了承ください。)

演題1 Organ-on-a-chipの社会実装に向けて考慮すべき点

演者:石田誠一先生(崇城大学 生物生命学部 応用生命科学科 生命医薬科学講座 教授)

MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を細胞培養に応用したOrgan-on-a-chipは技術的な開発が欧米で盛んに行われてきた。日本でも2017年からAMED-MPSプロジェクトとして研究・開発が進められている。これからはOrgan-on-a-chipという新規培養技術が創薬や安全性試験に応用されていく段階を迎えると考えられる。Organ-on-a-chipは培養システムとそこで培養する細胞という工学的要素と生物学的要素からなっているため、従来の細胞培養の経験だけではなく、培養系をプラットフォームとして捉える視点が重要になっている。そこで、本講演では演者の研究室でMIMETAS社のOrganoPlate®などの培養器の導入での経験に基づき、これからOrgan-on-a-chipを様々な場面で評価技術として導入していく上で考える必要がある点を議論したい。

ご略歴

1993年 東京大学大学院薬学系研究科 博士課程修了 博士(薬学)
1993年 – 2000年 癌研究会癌研究所 嘱託研究員
1997年 – 2000年 Duke大学Medical Center, Howard Hughes医学研究所 研究員
2000年 – 2008年 国立医薬品食品衛生研究所 薬理部 主任研究官
2007年 – 2020年 国立医薬品食品衛生研究所 薬理部第三室長
2020年 – 現在 崇城大学 生物生命学部 応用生命科学科 生命医薬科学講座 教授

演題2 Organ-on-a-Chipを使った実験デザインとその導入プロセス

演者:江尻洋子(Mimetas Japan 株式会社 General Manager)

近年様々な特徴を持つOrgan-on-a-Chipが開発され目的に応じて複雑な組織をChip上で再現できるようになりました。数あるOrgan-on-a-Chipの中でMIMETAS社のOrganoPlate®は、1ウェルプレートに薄い培養底面をもつ40-96個のチップが配置されておりHigh Contents Analysis及びHigh Through put Screeningに適しているという特長があります。
本講演では研究目的に応じたOrganoPlate®の選定、培養方法の確立や分析方法の選択など導入に向けたプロセスの一例を紹介します。さらに実践的な内容としてトラブルシューティングとOrganoPlate®で培養した組織をMolecular Devices社のイメージング装置ImageXpress® Micro Confocalで観察する際のコツも併せて紹介します。

演題3 3Dイメージングの難しさと解決:ImageXpressMicro Confocalを使った高品質な3Dデータの撮影と解析のノウハウ

演者:山口光生(モレキュラーデバイスジャパン株式会社 製品管理部 創薬・HTS製品 プロダクトマネージャー)

近年では光学技術やソフトウェア技術の進化、そしてアッセイに最適化されたラボウェア(Organ-on-a chip)の登場によりハイコンテントスクリーニングは2Dから3Dへとシフトしつつあります。これに伴い、イメージングにおいてはかなりの操作が自動化されているとはいえ、正確な定量を行うための露光時間、フォーカスなどの最適な諸設定が欠かせず、またOrgan-on- a chipにて3Dアッセイを行うにあたっては撮影設定、解析アプローチのノウハウが必要になってきます。
ここでは弊社ImageXpressMicro Confocalを用いてOrgan-on-a chipを使った3Dアッセイの撮影、解析を行うにあたってのノウハウ、注意点、ImageXpressMicro Confocalでできるメリットなどを紹介します。