蛍光プローブを用いたイオンチャネル・カルシウム アッセイ

蛍光プローブで半定量的にイオンチャネル・GPCRの活性を測定するアッセイキットを製造・販売しています。
製薬企業におけるHTSなどでも実績のある、プレートリーダ用に最適化されたアッセイキットです。

特徴

洗浄不要の簡単アッセイ!

  • 特殊な技術は不要!
  • 時間短縮!
  • フレキシブルな分注最適化機能!

こんな方におすすめ

  • マニュアルパッチ・オートパッチの代わりに、簡易的にシグナルを確認したい方
  • 画像はいらないのに、顕微鏡などで細胞内カルシウムアッセイを実施されている方

 

洗浄不要のアッセイ

混ぜるだけのシンプルなワークフロー (図1)

  • 特許のマスキング剤を使用
  • バックグラウンド蛍光が低下し、S/B比が向上
  • 細胞に不要なダメージが無いため、ウェル間のばらつきが低減
図1. キットを用いた測定のワークフロー

図1. キットを用いた測定のワークフロー

膜電位アッセイキット

型番:R8128 Evaluation Kit
試薬のリピート購入の場合は
型番:R8042 (Blue), R8126 (Red)

  • 電位変化に対する応答が速く、温度変化の影響を受けない
  • パッチクランプ法との良好な相関 (図2)
  • 細胞内外のイオンの出入の双方を検出 (図3)
図2. 電位依存性カリウムチャネル発現CHO 細胞を用いた、パッチクランプ法と蛍光法の膜電位キットの比較

図2. 電位依存性カリウムチャネル発現CHO細胞を用いた、パッチクランプ法と蛍光法の膜電位キットの比較

図3. 膜電位キットによる分極の検出の原理

図3. 膜電位キットによる分極の検出の原理

カリウムチャネルアッセイキット

型番:R8222

  • 独自の色素で、ワイドなアッセイウィンド (図4,5)
  • パッチプランプ法と良好な相関
  • 電位依存性、リガンド依存性カリウムチャネルに対応
図4. カリウムチャネルアッセイキットによる蛍光検出原理

図4. カリウムチャネルアッセイキットによる蛍光検出原理

図5. 競合製品とのパフォーマンス比較

図5. 競合製品とのパフォーマンス比較

カルシウムアッセイキット

型番:R8190

  • 独自の色素で、ワイドなアッセイウィンドウ (図6、7)
  • オプトジェネティクスによるカルシウムチャネルアッセイ
  • バックグランドを抑えたレシオメトリックアッセイ(Fura2)キットも利用可
図6. カルシウムアッセイキットによる蛍光検出原理

図6. カルシウムアッセイキットによる蛍光検出原理

図7. カルシウム感受性色素および膜電位感受性色素を用いたTRPV1 活性の比較。TRPV1 活性測定に最適な色素を検討した。アゴニストはカプサイシン。カルシウム感受性色素は膜電位感受性色素よりシグナルが良好であった。

図7. カルシウム感受性色素および膜電位感受性色素を用いたTRPV1 活性の比較。TRPV1 活性測定に最適な色素を検討した。アゴニストはカプサイシン。カルシウム感受性色素は膜電位感受性色素よりシグナルが良好であった。

チャネルアッセイ・カルシウムアッセイに最適なプレートリーダー

FlexStation 3

8ウェルまたは16ウェルに同時分注が可能な
自動マルチチャンネルピペッター搭載のマルチマイクロプレートリーダー。
一般のインジェクターでは困難な、多種化合物・多濃度のアッセイが可能で、
迅速応答カイネティックをはじめとする様々なアッセイ開発に適しています。